このところ、われわれの寝ていただきたい時間と、息子氏の眠りたい時間に若干のズレが生じはじめたようで、昨晩もご就寝いただこうと息子氏を抱っこして色々と手をかえ品をかえやってみたのですが、氏はなかなか眠ろうとしてくれません。ジッと抱っこに応じてくれれば、それでも助かるのですが、眠りたくないときの息子氏は往々にして、なんとか抱っこの手から逃れようとノタウチまわります。昨晩の息子氏は、ノタウチまわっているさなか顔をわたしの体のどこかにぶつけてしまい、あげく、自分の歯で口のなかを切ってしまったようです。息子氏の口のなかに赤い血がにじんでいるのが見えました。もっとも、血自体はすぐに止まりましたし、息子氏はなにくわぬ顔をしてビスケットをほおばったりしておりました。丑三つ時のちょっとした流血事件でした。息子氏、武闘派ですね。でも、流血するまえに寝てくださいよ。
