フサフサ棒と息子氏

昨日のわれわれは色々と思うところがあり、反省しきりでした。このところ息子氏が箸を持ちたがるのですが、やはり先がとがっていて危ないので、苦し紛れに紙で箸のような棒をつくって代わりにわたしてあげたら、息子氏はそれがいたく気に入ったらしく、両手でもって楽しそうに遊んでくれました。その姿を見て味をしめ、少し長めの棒の突端にペーパーナプキンを切り裂いたものをつけた「はたき」のようなものをつくり、「フサフサ棒どうぞ」と言って息子氏に渡してみたのですが、息子氏はそれには見向きもしてくれませんでした。あきらめずに「フッサ、フッサ、フサフサフッサ~」と歌までつくって、フサフサ棒で顔をなでたりしながら、なんとか渡してみるのですが、息子氏は「鬱陶しいな」と言わんばかりの表情で逃げて行ってしまいました。写真はかろうじて一度だけ手にしてくれたときの貴重な姿です。なにごとも、やりすぎはいけませんな。

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