彦根の息子氏

昨日の息子氏は彦根市におりました。「シマジロウ」 なるもののコンサートに参加するためです。そのコンサートは夕方から開催され1時間ほどで終了するので、ゆっくりと彦根まで移動することができましたが、息子氏は行きの車中から大暴れでした。われわれの目論見では「車中でお昼寝、ご機嫌よくコンサート」のつもりでしたが、そうは問屋がおろさず、息子氏はほとんどお昼寝することなく、コンサートにのぞむことになりました。コンサートには、われわれのように近隣の県からはせ参じたご同輩も少なくなかったらしく、席はほぼ満席でした。息子氏は前半30分はおとなしくしてくれておりましたが、休憩をはさんで後半30分のうち、少し会場外に出なければならないような時間帯がありました。息子氏がコンサートのなかでいちばんご機嫌になったのは、近くに出演者のひとりのお姉さんがやってきて、息子氏に微笑んでくれたときでした。その後、お兄さんも近くにやってきてくれる機会がありましたが、息子氏はお兄さんには見向きもしませんでした……。コンサートがつつがなく終わったあとには、彦根城が見えるホテルに移動しました。昨年、息子氏が大きなベッドの真ん中を大の字になって占拠し、10時間ほど寝つづけた「あのホテル」でございます。今年も息子氏が10時間寝てくれることを、われわれは目論んでおりました。ところで、このホテルで、「あわび」や「近江牛」をはじめ豪華な夕食を堪能し、追加料金をなげうってリラクゼーションのマッサージに日ごろの疲れを癒し、夜の大浴場で「いい湯だな、ははは」とひとり熱唱した方がいたようです。まあ、慰安旅行ですから仕方がないですな。息子氏はというと、夕食の品のなかにあった「もずく」をわたしから奪いとり、美味しそうにチュルチュル吸い上げて食べておりました(そういえば、オジサンと呼ばれたくない人も、「もずく」を美味しそうに食べておりましたな)。夕食後は、お昼寝時間が不十分であったにもかかわらず、旅の興奮からか、シマジロウのお姉さんへの興奮からか、息子氏は、なかなかご就寝になってくれず、ホテルの部屋中を走りまわっておりました。10時間睡眠というわれわれの当初の目論みも、残念ながら実現しませんでした。この旅、明日もつづく……。

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