鳥羽市の息子氏2

鳥羽市2日目の息子氏は、朝食からスタートしました。朝食は、オムレツを食べたりしてくれましたが、もっぱらのお気に入りはピンクグレープフルーツなどの果物と、オレンジなどの果物ジュースでした。果物ばかりですな。ただ昨晩の夕食時のように、エレベーターに乗りに行きたいとは言わず、おとなしく席について朝食を食べてくれたので助かりました。朝食後は部屋に戻ってダラダラとしておりました。チェックアウトは12時だったので、その頃にフロントに行き、応対をしてくださったフロントのお姉さんに、息子氏は愛想よくバイバイをしてお別れをしました。ただ、帰りの電車の都合で、チェックアウト後もホテルのロビーでしばし時間をつぶさなければならず、その間、息子氏はバイバイをしたお姉さんの前を何度も通って、エレベーターの上下を楽しみに行っておりました。当然、わたしの抱っこで……。あとは、母親女史とテラスに出て鳥羽の海を眺めたり、椅子に座ってくつろいだりしておりました。時間が来たので、またホテルのバスに乗って、駅まで向かいました。電車の待ち時間のあいだに、駅に隣接しているお土産センターに行くことにしたのですが、ここでの息子氏も、エスカレーターに乗ることだけを楽しんでおりました。「エスカレータ、エスカレータ、〇〇〇くん、エスカレータ大好き」と連呼しながら、エスカレーターの方に走っていき、コケておりました。そして、お店のご婦人方に笑われておりました。

 

時間が来たので、電車に乗りこみました。帰りは「しまかぜ」ではなく、ふつうの特急でしたが、ヴィスタ・カーというやつで、われわれの座席は2階立ての下の方、つまり、ふつうの座席よりも視界が幾分下になるものでした。ただ、行きと同様に帰りも息子氏は、電車が走りだすとほどなくして熟睡に入ってしまいました。そして、行きと同様に帰りも、息子氏は降車駅付近まで目をあけることはありませんでした……。

 

息子氏のはじめての電車旅はこうして終わりを告げましたが、息子氏にとっては、鳥羽のエレベーターとエスカレーターを満喫する旅だったようです。わたしにとっては抱っこの旅、母親女史にとっては追加料金の旅でした。

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