戦う息子氏
最近はお風呂場が、わたしと息子氏の戦いの場と化しています。湯船にはつかろうとせずに歩きまわる息子氏、すべってこけないように案じながらも体を洗おうとするわたし、そうはさせじと身もだえして抵抗する息子氏、なんとかオモチャをあたえて息子氏の隙をつこうとするわたし、お湯が眼に入って絶叫する息子氏、急いで顔をふいて泣きやませようとあせるわたし…。こんな光景が毎晩展開されます。それでも息子氏は風呂から出るとご機嫌になります。残されるのは、戦いに負けたわたしの疲労感と腰の痛みだけでございますぞ。