田舎の息子氏

昨日は田舎に行ってまいりました。息子氏は、もう田舎に行っても泣くことはなく、のっけから走り回っておりました。わざわざ暗い部屋に侵入して行ったり、開ける必要のない扉を開けたり、仏壇の鐘をチーンと鳴らしたり、高いテーブルのうえに上りたがったり、リモコンをいじって部屋の照明を消したりと、ところ変われどやることは変わらず、の状態でした。オバアチャンと呼ばれたくない人がつくった各種の棒をもって遊んだり、買ってもらった積み木を散らかしたりくわえたりもしておりました。その後、オバアチャンと呼ばれたくない人に買ってきてもらったプリンを食べたり、たまごのお寿司を食べたり、梅干しを少しなめたり、かぼちゃの煮物をほおばったりして、これもいつものように、息子氏は食べまくっておりました。そして遊び疲れたのか、車のチャイルドシートに乗せて帰宅の途についた数分後に、息子氏はもう熟睡しておりました。大人たちはどんどん息子氏に振り舞わされていっております……しかたがないですね。「来月はお盆にお邪魔しますぞ」と息子氏が申しておりますので、またよろしくです。

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